相続さぽ-と湘南

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遺言なんて要らないよ?

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遺言の要る?要らない?については色々なご意見があると思います。

例えば・・・

<1>「私たち夫婦は子供がいないし、ペットが一匹いるだけ。

僕に何かあっても、家内が相続するから遺言なんて

いらないよね?」

<2>「うちは小学生の子どもが2人。

お父さんに何かあっても、妻の私と子供の3人で相できるから、

お父さんに遺言なんか、書いてもらわなくてもいいわ!」

<3>「数年前に父は他界。

認知症を発症した母の介護は姉に全て任せっきりだから、

母に何かあったら、母の財産は全て姉に譲るって

姉と私(弟)で先日話をした。

だから母に遺言を書いてもらう必要はないな~」

などなど・・・でも本当に遺言は不要でしょうか?

 

まず、<1>のご意見。

本当に奥さんだけで相続が完了するでしょうか?

民法では相続人として、お子さんが居なければ奥さんだけでなく、

ご主人のご両親が第2順位として、

ご両親が居なければご主人のご兄弟が第3順位として

指定されています。

そして、これらの方々が「相続要らないよ♪」と言ってくれても、

「遺産分割協議書」が必要となり、相続放棄してくださる方々に

「実印」を押してもらわなければなりません。

 

お互い気を遣うし、ちょっと面倒ですよね~

 

また、亡くなったご主人の兄弟は、「これから大変だね~」と同情の

面持ちで実印を押してくれても、家計が火の車のご兄弟の奥さんは

草葉の陰で、「子供の大学進学でお金が必要な時に、なんでうちの

主人は相続放棄なんて、いい格好するのよ(怒)!」と、眉間にしわ

を寄せているかも・・・。

 

相続人ではない亡くなったご主人のご兄弟の奥さんの「眉間にしわ

を寄せる」光景は、<3>のご意見の場合でも想定されます。

つまり、お姉さんに母親の財産の全てを譲ると宣言した弟さんの

奥さんが、火の車の家計状態に直面していたら、すんなりとご主人

の相続放棄宣言に納得するか?という問題です。

 

前後しますが、<2>のご意見の場合でも、残された奥さんと、

小学生のお子さん2人が相続人となりますが、お子さんは未成年で

あるため、家庭裁判所へお子さん1人ずつにつき「特別代理人」の

選任を申し立てなければ、奥さんが勝手に遺産を分割することは

認められません。

 

中々面倒ですね~

 

・・・「遺言はいらないよ!」との3つのご意見をレビュ-して

みましたが、いかがでしょうか?

家族の中で、望んでもいない「争続」が起きるやもしれません。

ではどうすればいいのか?

 

やはり「遺言」を準備しておくのが、お薦めです。

 

ご主人が<1>の場合・・・

「奥さんに相続させる」と遺言を書いておけば、

<2>の場合・・・

「奥さんに住宅の土地・建物を、長男の結弦(ゆずる)さん

へは仙台の畑の土地を、長女の沙羅さんへは北海道のマンション

を、それぞれ相続させる」と遺言を書いておけば、

<3>の場合・・・

お母さんが娘さんへ全て相続させると書いておけば、

それぞれ問題ありません。

 

遺言の準備は、よく「保険」に例えられます。

未然に、【争続】の根を絶っておく。

 

「備えあれば憂いなし」です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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